明けましておめでとう御座います。

 

明けましておめでとう御座います。

様々な世界情勢の変化や感染症などの影響で業務に支障が出た2022年度だったと思います。弊社も少なからず影響を受け、お客様の設備計画の延期・遅延、そしてそれらが急激に動き始めてからは、部品の入手困難化、納期の遅延などが頻発し開業以来最大の難局であったように思います。

そんな折、毎回のように顧客様に支えられなんとか新年を迎えることが出来ました。同じように顧客様においても辛い時期であったと思いますが、そんな時期に支えていただいたご恩は一生涯忘れずに今度は私達が一塵のお役でも立つよう精進してまいります。今年も何卒宜しくお願い申し上げます。

日々寒さが続いており、東北地方、特に日本海側では大雪の情報が入っております。当該地区には私どものユーザー様や表面処理の顧客様も多く、殊更、運送日程には大きな影響が出ているものと思います。また、本来であれば1月の下旬から2月の中旬が1年のうちで一番気温が下がる季節なのですが今年は1月の初旬からすでに例年の最低気温になっており、加工機械の温度変化によるドリフトで精密製品を創られる際には大きな障害になっているかと考えます。弊社の機上測定器のユーザー様に有っては測定のインターバルを特に休み明けの日には普段の半分程度に上げてお使い頂くことを強く推奨致します。1測定で1分ほどのロスは出ますが、精度には変えられないかと存じます。

電気代の高騰で休日の暖房や加工機械の暖機運転などコストが上昇するようなことはなるべく避けたい環境になっております。研究室のような場合ですと扱う材料が高価なことも多く暖房や暖機運転なども行っておりますが、それでも3~5ミクロンのドリフトが出ますので同様に測定のインターバルを特に午前中は多くしております。

今年は溜まっていた新製品の開発が終了致しましたので一層、私どもの製品を御覧いただける機会も多くなるかと存じます。旧年に変わらぬご愛顧をお願いし、また皆様のご多幸とご健勝を祈念し新年のご挨拶とさせて頂きます。

2023年正月

2023年01月06日