弊社のメイン製品である、機上工具測定装置もVer'8にアップデートされ工具の工具長・工具径だけでなく形状測定までが可能となりました。これらはすべて基幹ソフトであるジェイコアエンジンに実装・内包されたことから、工具だけでなく、様々な製品の形状・寸法測定が可能となりました。
これにより以下の技術が可能となります。
工具形状測定による三次元補正
三次元補正の専用ページにも記載致しましたが、下図のように工具長・工具径を測定しても自由曲面や斜面については補正が行なえません。
実際に加工が行われるポイントNは工具長・工具径で表さられる座標では有りません。ジェイコアは工具の形状を多点座標データとして測定し実際に加工される工具座標をフィードバック致します。これにより三次元形状を持つ製品製作に於いてもATC使用、あるいは摩耗や環境温度による誤差を補正することが可能となります。
工具長・工具径・工具形状(180°の座標データ)測定画面
製品の機上測定
マシニングセンターの主軸サイドに小型測定カメラ(1気圧防水筐体)を常設させ、バイス等からワークを外すこと無くX/Y/Zの寸法を高精度に測定致します。主軸を稼働させることでワーク全体を測定しますが元々、ジェイコアエンジンにはNCとの通信機能が御座いますので簡便に設置が可能です。
バイスから外すこと無く形状測定が可能となることで補正が簡単に行なえます。
企業様専用の自動測定器
複雑な形状を持ち測定の自動化が実現されていない製品をNC5軸稼働の専用機を製作し完全自動で形状測定を行います。またワークの脱着はロボットで行いますのでパレットから取り出し測定後もパレットに収納します。パレットチェンジャーにも対応致します。
複雑な形状を持つ製品にも対応します
上記を含めた画像測定による個別相談を承ります
企業様によって抱えていらっしゃる問題は百社百様です。市販されている測定器等の組み合わせではうまく行かないケースが多々発生すると考えます。弊社は画像測定のシステムから付帯されるハードまでをワンストップで設計製作致します。
弊社の事務所内に検証試験機を設置して御座いますので是非、ご見学、ご相談賜れますと幸いです。
2週間ほど前までにご連絡頂けましたら、ご相談の準備をさせて頂きます。
ショールーム開放しております。お気軽にお出で下さい