沢山のお問合せ有難うございます

新聞に記事が掲載されたこともあり、特にツールセッター(TSシリーズ)には沢山のお問合せを賜わっております。

TSシリーズの測定画面 画像クリックで拡大します。

ツールのプリセットには、概ね以下の3種が御座いますが、お問合せを頂いた企業様からヒアリングさせて頂いた測定時間を参考に示します。一本あたりの測定時間です。

1 接触式でテーブル等に載せ、主に工具長のみを測定する方式
  平均:5.85分
2 接触式で機外で測定するタイプ 工具長・工具径を測定する方式
  平均:7.14分
3 画像式自動ツールプリセッターを用いて機外で工具長・工具径を測定する方式
  平均:5.78分
* 時間は工具の脱着時間、入力時間を含みます。

その他以下の問題点が存在するようです。

1 CAMやNCに手入力するので数値やポットナンバー等を打ち間違え、不良や主軸破損を発生させる。
2 上記の方式1および2では測定者によって数値が異なる。
3 測定を行うのに人手が必要なので夜間や休日等には行えない。

ツールセッターTSに於いては、ATCの工具交換時間を含めまして1本あたり約30秒で測定およびNCへの通信を完了させます。また人による入力ミスや測定値のバラツキが発生しません。

例えば画像式自動ツールプリセッターを用いて日々16本の工具を月間20日測定させることを前提としますと
5.78分×16本×20日=1849.6分(30.8時間)
これをTSに置き換えますと
0.5分×16本×20日=160分(2.67時間)となり、更に夜間でも休日でも自動で行うことが可能です。

2020年02月21日