アプリケーション
ジェイコアは、加工機内で実加工回転時の工具を測定し、加工機械(NC)にフィードバック補正させることを目的として開発されましたが、発売以来15年間の期間にお客様から頂いた多様な測定項目を新規で設定し続けた結果、測定器や検査機としての用途も増えてまいりました。その中でも多い使用例をご紹介致します。この他にも沢山ございますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
・加工機械のテーブル上に設置し工具長・工具径を測定(NCに自動送信)
材料の原点位置出しや高さ測定などで使用されるスタイラスの最下点・最右点・再左点座標を測定し出力します。工具測定と全く同一の画像測定座標系を使用することでエアーカットなしで加工を開始することが可能になりますので加工時間を短縮できます。
オーダーメイドについて
ご紹介させて頂きました他にもたくさんのアプリケーションが御座います。特に大手企業様や長い歴史を持たれる加工企業様においては独自の測定ポイントや運用方法を保有されていることが一般的です。本製品は専門の技術者チームが企業様のご要求に合わせてオーダーメイドで対応させることが可能ですので、外見は同じでも中身が違う製品が多数存在しております。既成品に工程を合わせるのではなく、既存の工程仕様に本製品を変更することでお客様の使い勝手や運用に大きなメリットをもたらします。