顧客仕様の多様化

最近感じるのは、お客様がご購入される際の仕様の多様化です。例えば機上測定器「ジェイコア」は工具長・工具径の測定が基本ですが、形状測定をメインとしたり、欠損や摩耗測定が主であったり、そのために測定のアルゴリズムもマクロも全く異なります。加工機械では同時5軸で加工速度重視であったり、ミクロン未満の精度重視であったり、こちらもアルゴリズムやマクロ、ハードが異なります。

 

弊社は加工現場の高精度化や自動化、コストダウンを目指した製品を扱っておりますのでお客様の工程や文化に一番触れられるポジションにいることも御座いますが、こと工程づくりは標準品という概念は捨てませんと対応が適いません。都度、勉強させて頂けます。

製品を開発・設計する段階からある程度の自由度を持たせられるよう作り込みを行っております。特に測定器のアルゴリズムや加工機械のNCプログラム、マクロは内製ならではの設計的な自由度が高く、まさに一品一葉な製品をお届けしております。

現在お使い頂いている既存のシステムに改造やレトロフィットなども簡単に行いますのでお気軽にご相談賜れますと誠に幸甚です。

2019年03月19日